2008年6月13日金曜日

13th June 2008

くじら島の少女を観て。

全て観終わった時は前半を見たときとまた違った印象がつきました。
前半は美しい風景と、マオリの文化を伝承する祖父と
それを学ぶ子供たちの様子をメインに描き
孫のパイは学びたさについていくというシーンが印象的でした。
おじいさんの熱心は稽古は観るものの気を引き締めるような迫力がありました。

後半ではさらにパイの能力が強調されていたように思います。
クジラを呼んでしまったり、おじいさんが落とした歯を海に潜って拾って見せたり。
パイの能力を信じたいけれど信じたくない祖父。
劇の発表でのパイからのおじいさんに向けてのスピーチは
涙を誘うものがありました。
最後は幸せに終わってよかったです。

前半は自然の美しさが印象的でしたが
後半はパイのおじいさんに対する想いや
おじいさんからのパイに対する気持ちなど
人間の感情の美しさが印象的でした。
家族と是非観てほしい映画です。

Anna Creek stationについて。

Anna CreekはオーストラリアのStrangways Springsという所に建設されました。
1863年1月に最初にJulius Jeffreyに最初に買い取られました。
組合は大干ばつ期の1864年から1866年の間、7300頭の羊を飼育して経営していました。
羊の群れは常に野犬の攻撃の支配下にありました。限られた羊の群れは、
国の目的のためその地に留められました。
そしておよそ1872年。Anna Creekは移転したのです。

オーストラリアの水不足について。

オーストラリアでは水不足が深刻化し、
シドニーはレベル3ブリスベンはレベル6まで制限されているそうです。
違反者には罰金まで課せられるそう。
1戸あたりの水の使用量も制限されています。
大農業国でもあるオーストラリアが干ばつ被害にあっているため
影響は輸入で関わっている日本にも現れているようです。
学んだことは、オーストラリアの干ばつがとても深刻な状態であるということです。
私が以前ホームステイで行ったときも雨がほとんど降らないという話を聞きました。
そのためその家庭では大きなタンクを庭に置き、水を蓄えていました。
お風呂も湯を貯めるのではなく、
シャワーのみで水をなるべく使わないようにしていました。
特に1864年から1866年の2年間。
Anna Creekはたくさんの羊を飼育しながらよく干ばつを耐え抜いたと思います。
海水を簡単に真水にできる技術があれば助かるのに・・・。

参考ホームページ-Wrightsair-http://www.wrightsair.com.au/anna.htm
-cafeglobe-
http://www.cafeglobe.com/news/worldnews/wn20071207-01.html

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